クラシック音楽を知り音楽の本質を理解する事で作品クォリティーが急上昇!

音楽のジャンルとは、ジャズ、POPS、レゲエ、ブルース、ロック、さらに枝分かれするならば、例えばロックならハードロック、ヘビーロックなどなど。。世界には沢山の音楽ジャンルがあります。
皆さんの好みも様々でしょう。聴いた事のないジャンルもあるかも知れません。

しかし、音楽制作をする上で、自分の嫌いなジャンル、または聴く機会のなかったジャンルを知るという事は非常に重要な事です。

ここでの「知る」という事はCDやMP3などオーディオ再生機器で聴くのではなく、ライブやコンサートホールの生の音でそのジャンルを聴くという事です。
自分の中にある音楽への概念を解き放ってくれます。

その中でも特にクラシック音楽は知ってほしい音楽ジャンルの一つです。

是非、クラシック音楽専用のコンサートホールで聴く事をおすすめします。オーケストラが演奏する大部分のホールは席数が2000席前後ですが、その内の、どんな席でもステージ上のダイナミクス(音量の大小の幅)をシッカリ感じ取る事ができ、 PAを通さない生の音が味わえるつくりになっています。

優秀音とも言ったりしますが、イコライザーやエフェクト、フェーダーでのボリューム調整がなく、元々楽器が発している音で演奏を感じる事が出来るのです。

そして、クラシックの楽曲と楽器の密接な関係も見逃せません。高い音域のフレーズにはそれに見合った楽器、低い音域のフレーズにはそれに見合った楽器、と自然な形で構成されています。不必要なものは存在しませんし、必要なものには必ず存在理由があります。中には、1時間もの演奏の中、たった2小説しか登場しない楽器もある程です。

また、PANをふる(パンポット:右、または左、任意の方向から聞こえるように音の定位を調整する)といった概念もなく、そういった場合は楽器の配置を変えて演奏します。

徹底してアナログライクというわけですね。

クラシックは楽器の本当の音を知る意味で非常に有効

近代音楽の特徴として、パソコンを使った音楽制作であるDTMまたはDAWといった制作手法があります。それと並行して、膨大な楽器が収録されているソフトウェア音源、ソフトウェアサンプラーなども普及し一般化しています。DTMやDAWと併用すれば、鳴らしたい楽器が即座に呼び出せ、音符通りに演奏してくれる素晴らしい時代ではありますが、その反面、楽器が不自然な音を奏でている作品や、絶対に生演奏では不可能な作品なども横行しています。

そういった効果を狙っているのであれば全く問題ありませんが、アンサンブルの知識が乏しい内は、気付かない部分で楽器のミステイクをしている事も少なくありません。例えば吹奏楽器なら超ロングフレーズであるにも関わらず一度も息継ぎがないとか、常に一定の機械的なアクセントであるとかなどが代表的な結果です。他にはコントラバスを超高音域で使ってバイオリン代わりに使用している人もいます。

そういった場合にも、オーケストラによる演奏は楽器の本当の音を知る意味で非常に得るものが多いと言えます。プロが演奏した楽器の音を知っていると知らないとでは、同じDTMで音楽制作をするにしても大きく結果は変わることでしょう。

クラシックを聴く時に注目して欲しいポイント

最後に筆者がクラシックをコンサートホールで聴く時に皆さんに注目して欲しいポイントをいくつか挙げておきます。

  • 音の粒 – 音符の長さ、楽器それぞれの残響の違い。
  • 音の響き – どんなフレーズにどんな楽器が使用されているか
  • 音の重なり – どんな楽器にどんな楽器を、どんなフレーズにどんなフレーズが重なっているか
  • 音のボリューム – 大きすぎない音、小さすぎない音、適切な出音感
  • 音の強弱 – 強く聴かせたい、弱く聴かせたい時の仕組み

と、こんな感じでしょうか。このまま挙げていけばキリがないので、この辺りで止めておきましょう(笑)後は自分なりの自由な楽しみ方をしてみるといった所でしょうか。筆者などは休符をどれだけ楽しめるかなどが今のところマイブームです。

筆者も実のところクラシック畑が専門ではなく、ゴリゴリのデジタルロックが専門だったりします。しかし、クラシックに学んだ事で不必要であった知識は一つとしてありません。全て血となり肉となり現在に活かされています。多くを学べる事は間違いありません。

皆さんも是非この先の音楽ライフの糧として クラシックの世界に足を踏み入れてみてください。以下でコンサートの日程情報を見てみてください。出来ればソロよりもオーケストラのコンサートがおすすめです。

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